■海苔の歴史 |
飛 鳥 時 代 | ・約1300年前の飛鳥時代 ・日本最古の成文憲法・大宝律令(701年)には租税の1つ として海苔も朝廷に収められていたと書かれています。 | |
平 安 時 代 | ・794年平安京 ・町の市場で海苔も売られていましたが 高価で貴族のご馳走と言われていました。 | |
江 戸 時 代 | ・四角い海苔の誕生、海苔巻の登場、 海苔養殖の始まりなど現在の海苔の 基礎が築かれたのが江戸時代です。 ・実は徳川家康が海苔好きだったと いう説があります。 ・徳川幕府に美味しい海苔を献上する ために東京湾で海苔の養殖が始まり 商人を通じて全国に広まっていきました。 | |
昭
和 | ・海苔養殖に大革命がおこったのは昭和24年、 イギリスのドリュー博士がのりの糸状体を発見し、 海苔の一生を解明。 ・この大発見により、海苔の研究が進み、これまで 自然まかせだった採苗が人間の手によっておこなえる ようになった。 これにより、生産量が安定し、昭和48年、はじめて 100億枚の生産を達成した。 | |
現
代 | ・冷凍網の技術や大型全自動乾燥機の普及など、 さまざまな養殖技術が開発された。 ・味付けのりやコンビニ用おにぎりが登場するなど、 これまでと違うところで海苔がどんどん使われる ようになった。 現在、毎年約100億枚の海苔が生産されている。 これからも、さまざまな技術が開発されるけれど、 1300年前と同じように、自然が海苔を育てることは 変わらない。 |
写真は冷凍網 海苔の芽が2cm位出ると 海苔網を一部残して残りの 網は冷凍保管する。 |