こんにちは、 河昌2代目女将、藤井潤子と申します。
食卓に笑いの絶えない、どこにでもある家庭の一人娘として育ちました。 海苔屋に嫁いで、一男一女にも恵まれ、家族の台所を任されていました。
両親はまだ河昌でバリバリ働いておりましたので、毎日6人分の朝夕のご飯、昼のお弁当・・・多い時で5人分!! 買い物だって半端なしです。
でも、そんな時が、一番楽しかった気がします。 「美味しいね」って言いながら食べてもらえる食事、 健康を保って成長するための食事・・・ 食べることって本当に大事だと思います。 | 20年前の我が家の食卓 |
阪神大震災のあと、両親とは別の食卓を囲むようになりました。 私がフルタイムで河昌に出るようになり、 娘と息子も交代で関東の大学へ・・・そして、就職・・・結婚 我が家の食卓も随分変わりました。
でも、たまに娘や息子が帰省して、家族みんなが揃って食事をすると、 それがなんと楽しく、幸せなことかと、しみじみ感じます。
普段は一人の食事でも、休みの日には家族で手巻きパーティーをしたり、 運動会におじいちゃん、おばあちゃんを誘って、おにぎり弁当をつまんだり、 そんな家族で囲む幸せで笑顔あふれる食卓作りのお手伝いがしたいを思っております。
もともと海苔の仕入れと加工は店主である主人の仕事ですが、 「須磨のり」に関しては私の意見も聞いてくれます。 冬の海苔のシーズンになると届くサンプルを一緒に吟味して 二人が納得したものだけをお届けしております。
黒くて肉厚パリパリの「須磨のり」をお気に召していただければ幸いです。 | |